ライ麦ストロー
わたしたちはオーガニック食品の輸入卸売業のみならず、お米、麦、季節の野菜や果物など様々な作物を千葉県南房総市で自然農法をベースに作っています。
ライ麦はパン作りの材料として、強力種の「ゆきちから」中力種の「南部」「青葉」などの小麦と共に作付けしています。
2021年収穫のライ麦は千葉県大多喜町の薬草園跡に設立された、自然からの小さな発見を形にする蒸留所「MITOSAYA薬草園蒸留所」代表の江口氏と地元有志と共に、無肥料無農薬で栽培している自然栽培のライ麦です。

ライ麦は背丈が2m以上にも育つ、とても美しい植物でわたしたちを魅了して止みません。遺伝子操作や交配をしていない古代種ですので、栄養価はもちろんのこと一般的な品種の小麦と異なり、遺伝子的にも安全な小麦です。お米で言うと古代米の様な存在になります。独特の酸味と香りがとても好きで、わたしたちが作るシュトレンやパン・デピスなどの自然酵母ブレッドのサワー種として利用するために毎年作っています。
現在世界的にプラスチックの問題が課題になっておりますが、それに対して少しでもメッセージを伝えられたらと思い、ライ麦の収穫と脱穀が終わった後にストローを作ります。
食料の自給自足をしていると、フードパッケージのプラスチックゴミをほとんど出さないことに気が付きます。結局、物を売買したり、流通させてることによりパッケージが必要となり、プラスチックゴミが発生してしまうのです。一人一人が自分で出来ることを増やし、食料をはじめとする生活に必要なものを作ることで、ゴミを減らし、自然環境と調和した本来の人間らしいシンプルで創造性豊かな生活が出来るのだと信じています。

加工のプロセスとしては、まず脱穀後に穂と袴を落とし等間隔で裁断をするのですが、この作業は館山市の「中里ワークホーム」、いすみ市の「ピア宮敷」などの福祉作業所の皆さんにお願いしています。裁断されたストローは煮沸消毒と長時間の低温乾燥を施して、分解を止める加工をしておりますので、安心してご利用ください。プラスチックとは異なる優しい口当たりが、お飲み物の美味しさをさらに際立たせてくれるはずです。

ご家庭で使用される場合は、使用後に水で洗浄して乾かせば何度でも再利用できます。完全な自然素材ですので、土に還るのも速く、畑やお庭が無い方は植木鉢の土などに差し込んで土に還してあげてください。
パッケージには新たな資材やプラスチック・ビニール袋を使用せずに、MITOSAYAさんやAMBESSAで使用している包装紙の端切れ紙を使用しています。商品画像のパッケージは2021年に開催した、山本祐布子 x mitosaya 「NOURISH」展の際に制作したポスターの余剰を共有していただきました。
ジュースなど大きめのグラスに使用する長い20cmと、マドラーや小さなグラスに使用し易い15cmの2サイズをご用意しました。

飲食店で使用していただくことや、小売店等で自社の不要紙、梱包紙でパッケージしてもらうことなどを想定した、数量をまとめたBusiness Pacもご用意しています。

一粒の麦がいつかウィスキーになる。私たちの夢の第一歩になる麦のストローです。

”ライ麦のストローはMITOSAYA薬草園蒸留所のウェブサイトでもお買い求めいただけます。”

https://mitosaya.com/

品名：ライ麦ストロー
原材料名：自然栽培ライ麦
長さ：約15cm / 約20cm
内容量：Mini Pac / 25P Business Pac / 500P
保存方法：高温多湿や直射日光は避けて、冷暗所に保管してください。
原産国名：日本（千葉県南房総市・大多喜町）
生産・販売者：AMBESSA & CO
協力：MITOSAYA株式会社

自然素材のため形状、状態にばらつきがあります。
高温多湿をさけて保管してください。
小麦アレルギーの方のご使用はお控えください